子育て学び

子どもの習い事何習わせたらいい?そんな疑問を解決

子どもの成長を見守る親にとって、習い事を選ぶことは大きな決断の一つです。どんな習い事が子どもに合っているのか、どのようなスキルや経験を得られるのか、そして子ども自身が楽しめるものなのか。これらのポイントを考慮しながら、最適な選択をすることが大切です。
この記事では、子どもの習い事について考える際のポイントや人気のある習い事をご紹介します。

習い事を選ぶ際のポイント

子どもにとって習い事を選ぶことは、大人が思う以上に重要なプロセスです。どのような活動が子どもにとって意味があり、成長に繋がるのかを考えることが必要です。習い事を選ぶ際には、以下のポイントに留意しましょう。

1子どもの興味を尊重する

子どもが興味を持つことから始めるのが理想です。親が「これが良い」と思うものでも、子ども自身が楽しめなければ長続きしません。まずは子どもと一緒に話し合い、興味を引くものを探しましょう。例えば、子どもが好きなアニメやキャラクターに関連した習い事を選ぶことで、より積極的に取り組むことが期待できます。

2. 年齢や発達段階に合った内容

年齢や発達段階に応じて適切な習い事を選ぶことも重要です。
例えば、小さな子どもには体を動かす活動が良い場合もありますし、小学生以降には集中力を養う習い事が適していることもあります。年齢に応じたプログラムを提供している教室を選ぶことが、子どもの成長を促進する鍵となります。

3. 家庭のスケジュールとのバランス

習い事が増えることで家庭のスケジュールが忙しくなりすぎないように注意しましょう。
子どもにとっても遊びや休息の時間は大切です。習い事を選ぶ際には、週に何回通うのか、移動時間はどれくらいかかるのかを考慮し、家族全体の生活リズムを乱さないよう配慮することが求められます。

4. 費用面の確認

長期的に続けることを考えると、費用面も無視できません。
月謝や教材費、発表会などの追加費用についても事前に確認しておくと安心です。特に、習い事によっては予想以上の出費がかかる場合がありますので、事前に予算を立てておくことが重要です。

5. 体験や見学を活用

実際に教室を体験したり、見学することで、雰囲気や内容を確認できます。これにより、子どもがその活動に興味を持つかどうかを判断しやすくなります。体験教室や見学の機会を利用して、子どもが実際に参加する前に雰囲気を感じてもらいましょう。

人気のある習い事とそのメリット

ただ単に習い事をさせたらいい訳ではなく、そこにはメリットがあります。それぞれメリット、デメリットもあわせてみていきましょう。

1.運動/スポーツ系(球技、水泳、武道、体操、ダンス等)

メリット: 体力向上、協調性の育成、ストレス発散

デメリット:怪我のリスクがある
練習や試合での時間が取られるため、他の活動とのバランスが難しいことも

特に水泳は全身運動として人気で、基礎体力をつけるのに適しています。球技は主にチームワークやコミュニケーション能力を育むのに役立ちます。
武道は精神力を高めるのに役立ちます。体操・ダンスは身体を使って自己表現をするため、楽しみながら心身の成長を促します。

2.音楽系(ピアノ、バイオリン、ギターなど)

メリット: リズム感や集中力の向上、自己表現力の育成

デメリット:継続的な練習が必要で、時間的負担がかかる
楽器の購入やメンテナンスに費用がかかる場合がある
音楽は感性を豊かにするだけでなく、達成感も得られるため、自己肯定感を高める効果があります。楽器を演奏することで、忍耐力や目標達成の喜びも体験できます。

3.学習系(英会話、塾、公文式など)

メリット:知識とスキルの向上、
自信の醸成

デメリット:学習内容が難しく感じることがあり、ストレスを感じる場合がある

特に英会話は将来に役立つスキルとして、多くの親御さんから支持されています。言語を学ぶことで、異文化理解やコミュニケーション能力も向上します。

4.アート系(絵画、手芸、写真など)

メリット:創造性の向上や集中力の向上、作品に対する達成感を通じた自信がつきます。
ストレス発散の効果も期待できます。
デメリット:

材料費や道具代がかかる、技術習得に時間がかかることがあり、子供の興味が変わることもあり続けるのが難しくなることも
アート系の習い事は、子どもが自分の感情を表現する手段として非常に有効です。完成した作品に達成感を感じることで自己肯定感アップも期待できます。創作活動を通じてリラックスしストレス解消もできます。

5.STEM系(科学、技術、工学、数学に関連する活動)

ロボット教室: 自分でロボットを作り、プログラミングして動かす体験ができます。
科学実験教室: 楽しい実験を通じて、科学の原理を学ぶことができます。
プログラミング教室: ゲームやアプリを作ることで、プログラミングの基礎を学べます。

メリット:問題解決能力や論理的思考の育成、創造性と実験精神の促進
デメリット:難易度が高い場合、挫折感を感じることがある、プログラムや教材に費用がかかることが多い

STEM系の習い事は、科学や技術に対する興味を育て、将来的なキャリアの選択肢を広げるのに役立ちます。ロボット製作やプログラミングなど、実践的な経験を通じて学ぶことができます。

Science:科学/Technology技術/Engineering工学/Mathematics数学

習い事で得られること

習い事は、単にスキルを学ぶだけでなく、子どもにとって多くの経験を積む場でもあります。以下のようなことが得られるでしょう。

社交性の向上: 他の子どもたちと交流することで、友人関係を築く力が育まれます。
自己管理能力: スケジュールを守り、目標に向かって努力することで、自己管理のスキルが身につきます。
問題解決能力: 新しいことに挑戦する中で、困難を乗り越える力が養われます。

最後に

習い事は子どもの未来への投資とも言えますが、一番大切なのは「楽しむこと」です。親としてサポートしつつも、無理強いせず子ども自身が主体的に取り組める環境を整えてあげましょう。子どもが自分のペースで成長し、学びを楽しむことができるように、柔軟な姿勢で接することが重要です。

これから始める習い事が、お子さんにとって素晴らしい経験となりますように!
子どもの成長を見守りながら、共に楽しむ時間を大切にしてください。

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カハナママです。 講師、心理カウンセラー、片付けサポート、コミュニティ、ホームページ運営など行ってます。 お気軽にお問合せ下さい。