【アドラー心理学】人間関係の悩みにおけるストレスを解消する方法!

みなさんは「アドラー心理学」について、どこまで深く知っていますでしょうか?
「アドラー心理学って、他の心理学とどう違うの?」
「聞いたことはあるけど、詳しくは知らない」
「内容は学んだ事があるけど、まだ実践したことはない」
など、それぞれ感じるところはあるでしょう。


まず根本的に、心理学を学ぼうとする方には「何かしらの悩み」があります。
そして、アドラー心理学の結論はただ1つです。
「全ての悩みは対人関係にある」
ですので、人間関係の悩みさえ解消できれば「もっと幸せになれるよ」というのがアドラーの教えです。

しかし、実際のところ「アドラー心理学」ってどうなのでしょうか?
アドラー心理学という言葉が一躍有名になった著書「嫌われる勇気」
これも「そもそもタイトルが微妙・・・」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
実は私も初めは同じことを考えていたのですが、いざ内容を取り入れてみるとビックリ。
アドラー心理学にドはまりしてしまいました。
そして、実践してみたら以前よりも幸せになれたのです。

今回は「アドラー心理学」を取り入れたことで、私の生活が変化した「ビフォー&アフター」の過程をお話します。この記事を読むと「実践したらこんなにも嬉しい変化が起きたよ!」という内容が分かります。

目次


【アドラー心理学】人間関係の悩みにおけるストレスを解消する方法!


冒頭で、人間関係の悩みについて触れました。
ただ、この人間関係の悩みは「あることが当然だ!」と、心の中で思っていませんか?
どこか当たり前というイメージがある悩みですが、はたしてそうなのでしょうか?


学校では「友人」「先輩」「後輩」「先生」「恋人」
職場では「同僚」「上司」「部下」
家庭では「親」「兄弟・姉妹」「夫・妻」「子供」「ママ・パパ友」「親戚」「近所付き合い」

例に挙げるとキリがありませんよね。
ただ、こういった相手との関係性を良好にすることで、日々のストレスが激減します。

実際に、私もアドラー心理学を取り入れたことで、5つの悩みが解消されました↓↓

1.旦那さんとの関係性がめちゃくちゃ良くなった
2.実母との関係性が改善された
3.子供に怒ることが劇的に減った
4.お友達との付き合い方が上手くなった
5.職場での上司との関係性が良くなった

これらはほんの一部ですが、パッと見るだけでも、あらゆる人間関係が改善されたことが分かりますよね。
では、1つずつ紐解いていきます。


【事例1】旦那さんとの関係性が良くなった


休日に横になって、テレビや携帯ばかり見て動かない夫にボヤく一面↓↓
【Before】
「早く○○してよ!、何時と思っているの?」
「いつもそう、せっかくの休日なのに、あなたって何もしてくれないのね!」
【After】
休日に横になっていること事態が、ほぼ見なくなり、怒る対象自体もいなくなった。
休日の過ごし方は、話し合いの上決めているので、お互いの気持ちのズレは生じていない状態になりイライラは無くなった。
【解説】
Beforeの私は、相手の様子だけにフォーカスし「あなたは○○なんだから、本当いやだわ!」って思っています。
Afterは「話し合いの上で決めている」という点がポイントで、お互いの思いのすれ違いが無いので、取るべき行動も明確となりました。

夫婦関係の問題で、よく聞くのが「解釈のズレ」なのです。
解釈のズレとは「私はこう思っている≒相手のこう思っている」という不一致の状態です。
この状態が長引けば長引くほど、相手との関係性は悪化を辿ってしまうので、要注意!


【おすすめの改善法】
休日の例で言いますと、まずは旦那さんへ話し合いをお願いすることが重要です。
「私がやりたいこと」「やってほしいこと」「旦那さんの今日やりたいこと」「やってほしいこと」を聞き合うようにしましょう。


【事例2,3】実母との関係性が良くなった&子供を怒る事が減った


色んなことに介入したり、構ってくる実母の例↓↓
【Before】
実母「何で、ごめんなさいが言えないの!?」と我が子(孫)へ叱る。
子「・・・・・。ばあば嫌い!!」(えーん。。。涙)
私「何故○○だけ叱るの?○○が絶対に悪いって決まってるの?!」
実母「もう知らない!勝手にしなさい!」
  「○○は悪いんよ、いつも△△を叩いたりするから!」
【After】
まずは「何が起きたか」を現場確認する。
その際、両者の意見を「しっかりと傾聴」し、すれ違った部分を確認。
その上で、相手に伝えたいことを「伝える手伝い」をする。
子供に対して、頭ごなしに怒らない。
母親に詰め寄ったり、激高したりしなくなる。
【解説】
当時、子供同士の兄弟喧嘩が頻発していて、片方の子供に実母は一方的に怒っていました。
これに対し、子供は泣いて当然ですが、理由も分からず「泣いているだけで終わり」という結末でした。
私の追求に対して、母はプイっと怒ってしまい「悪いことをしたのは孫」というセリフを吐き捨て、その場を去っていきました。
【おすすめの改善法】
子供のしつけとして、相手に危害を加える暴力などの行動は、注意していました。
しかし、決して怒ったりはせずに、理由付けして目を見てしっかり伝えています。
「怒る≠叱る」だと思っていたので、この点は常に意識をするだけで関係性が随分変わりました。
現在は良好な関係性になりましたが、まだ「完全に喧嘩がゼロ」ということはありません。
それでも、一部だけを切り取って、ジャッジを下したりすることは全くなくなりました!

【事例4】お友達との付き合いが上手になった


心から楽しめない場所への誘いを、友人から受け続けていた事例↓↓
【Before】
行きたくないお誘いに対して、何でも相手に合わせて付き合ってしまっていた。
【After】
素直に、自分と向き合えるようになった。
自分にとっての「友達との心地良い付き合い方」(距離感)を理解する。
自分に無理強いすることなく、楽しい付き合いができるようになる。
【解説】
当時の私は、他者からの目をすごく気にしていました。
その理由に「嫌われたくない」「断るとお誘いが無くなってしまうかもしれない」「仲間外れになってしまっては不安だ・・・」という心配が多くありました。
それは、多少の用事があっても犠牲にするほど。
【おすすめの改善法】
「本当に行きたいのか?」
「他の用事をスキップしても参加したいイベントなのか?」
まずは、自分自身の気持ちに向き合うことが重要だと分かりました。
いきなり返事をするのではなく、相手に合わせようという気持ちをなくすことから始めてはいかがですか?

【事例5】職場での上司との関係性が良くなった


上司に気を使いすぎて疲れていた事例↓↓
【Before】
ついつい上司のご機嫌を伺ったり、調子を合わせてしまっていた。
気を使うばかりの日々で、帰るとぐったり・・・。
ストレスフルな毎日を過ごし、出社するのが嫌になることも多々あり。
【After】
上司のご機嫌を伺わないようになる。
それどころか、自分のペースで仕事ができるようになる。
ストレスに感じていた人間関係も、上手に断ることができるようになった。
自分の思っていることを上手く伝えられるようになり、社内でも一目置かれる存在になった。
【解説】
【事例4】と同様に、周囲の目を気にしすぎていました。
コミュニケーションの時間や、お願いごとを頼まれる時間が原因で、自分の仕事がうまく回っていませんでした。
【おすすめの改善法】
まずは、周囲の目を気にすることをやめること。
自分の仕事や役割を最優先にすることで、うまく断れるようになります。
「それは本当に自分の課題なのか?」を考えると、色んなことが不要な時間に思えてくるはずです。
「相手に素っ気なくしろ」と言っているのではなく、時間を取られそうなときは「断っていいんだよ」と自覚することから始めましょう。
以上、私が経験した5つの事例&対策でした。

「あの人に嫌われたらどうしよう・・・」
「お願いされたし、無理ではないからやろうかな・・・」
など、相手の考えに重心を置いてしまうと、時間だけが奪われてしまいます。
これを続けてしまうと、人間関係がどんどんストレスに感じるようになり、最終的に病んでしまうのは自分です。
なので、まずは「嫌われる勇気」を持つことが大事です。
ここで、アドラーの有名なセリフです↓↓
相手があなたのことを嫌うかどうかを、あなたが判断できるのですか?
確かにそうですよね。
自分の行動を嫌うか嫌わないかは、あなたではなく「相手」が決めることです。
その判断が付かない要因に対して、ずっと悩んでいても誰の得にもなりません。
これこそが、人間関係の悩み解消につながる「アドラー心理学」の対処法なのです。
そうすることで、自分の率直な意見を言うことができ、逆に人間関係が良好となっていきます。
以前よりも、抱えていた「悩み」や「ストレス」が激減することでしょう。

【アドラー心理学】人間関係のストレス解消法まとめ


✓人が抱える悩みの全てが「対人関係」に繋がっている
✓アドラー心理学を取り入れたことで改善した、私の5つの体験談↓↓
1.旦那さんとの関係性がめちゃくちゃ良くなった
2.実母との関係性が改善された
3.子供に怒ることが劇的に減った
4.お友達との付き合いが上手になった
5.職場での上司との関係性が良くなった
✓「嫌われる勇気」とは、相手に素っ気なくすることではない
✓相手に合わすのではなく、自分の意見を言えることが「嫌われる勇気」の第1歩
「アドラー心理学」を学ぶと、人間関係のHOW TOが知れるので、ストレスがとにかく軽減されます。
私達の悩み事の根源は、対人関係が大半を占めています。
しかし、普段何気なく行っている自分自身の行動の振り返りも出来るため、とてもおすすめです。

最後までお読みいただき有難うございました。

~A Hui Hou~またお会いしましょう。

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