察する日本文化

困惑していますww

あなたは今2024年この時代を生き、察する事が大事と感じるタイミングはいつありますか?

例えば

相手が体調悪そうな時でしょうか?

落ち込んでいる時?

他には・・・??

一般的に、気持ちがダウンしている時に、察してそっとしておこう、タイミングみて改めて話しかけよう、こんな風に思うのではないでしょうか?

それは素晴らしい気遣いだと思いますし、自分が落ちている時だったらそんな風に接してもらいたいものとも思います。

では「以心伝心」という言葉がありますが、これはいかがなものでしょう?

「以心伝心」とは何かコミュニケーションを取らずして心が通う、そんないい意味で使われる事かと思いますが。

一般的には聞こえはいいかもしれませんが、私は丸っとそうだね、共感するとは思えなくて・・・。

この言葉から連想されるものとして『仲の良い理想の夫婦』があるかもしれませんね。

以心伝心出来る夫婦なんて素敵☆

そんな風潮が仮にも作り上げられるとしたならば、多くの方は私もそうなりたい、憧れる、理想、素敵な夫婦になりたいと思いますよね。

これが当たり前になり一般化されていくと、以心伝心出来ない夫婦=仲が良くない、もう一歩だね、ウチはまだまだ、、、
なんて思いになりかねないとも思うからです。

そう、私達は知らず知らずのうちに、勝手な思い込み(ちょっと乱暴な表現ですが)を繰り広げています。

でも、物事にはいい面と悪い面が存在しています。メリット、デメリットとも言い換えられます。

これを知らずして、物事のいい面ばかり見ていたら、ある日突然落とし穴に落ちちゃう事もありますし、悪い面ばかり見ていても中々楽しい人生とは縁遠くなっちゃいますね。

何が言いたいかと言いますと、以心伝心は素敵☆と捉えられている=伝わずして伝わる事をいいようにとらえているという見方が出来るのです。

私はいつも「ちゃんと伝える」事の大切さをお伝えしているのですが、その理由は、相手と互いに理解を深める為にすると思っています。

以心伝心とは言いますが、本当のところ相手があなたの思いをそのまま疑いなく受け取っているかなんて、そうそうない事と思いますしww

理想の夫婦といえども、元は他人。未だって籍こそ同じであったとしても、血縁関係はありませんね。

長年連れ添っていて、性格が合うから、などなど「以心伝心」する要素はあったとしても、言葉の真意まで伝わるなんて無理な話なんですよね・・・言っちゃうと。

とは言え、私達の住む日本は「察する、奥ゆかしい文化」を持っています。

いい文化、後世に受け継ぎたい文化の1つといっても過言ではないでしょう。

しかし、これがコミュニケーションの苦手意識を生んでいるという事実もあります。

こんな考察をはじめたのも、元は私が当時20歳の時・・・今から20年以上前に遡りますが。


当時の私、典型的な日本人といいますか、恥ずかしがり屋で、人前で話をする事がとても苦手。
出しゃばるなんて滅相もない・・・!
人の一歩後ろに下がってついていきます、そんな人間でした。。。

それがまあ20年も超えれば何とまあ、変わるものですね(笑)

と少し言い過ぎましたが、今じゃ思い出すのが本当に困難な程「ちゃんと伝える」事をやらない時がないのです。

私ももういい歳ですし、時と場合は考えて行動しますし、意図して言わない時もあります。

さすがになりふり構わず「ドッカーン」と突然発言する事は控えておりますが、たまに発動する時もありますww

結果、言わないでおいた過去の自分言いたい事はちゃんと伝える今の自分を比べてみて分かる事は、

一言「楽になりました~♪」

「楽」??

言わない、言えなかった過去の自分を思い起こしてみると、とにかく後ろ向きだったし、人に遠慮ばかりしていた人生でした。

人優先で、自分がない状態なので、人からは「いい人」と呼ばれます。

「何も気にしなくていい人」「放っておいていい人」「相手しなくてもいい人」「気のいい人」色んないい人がありますが、

きっとどれかしらに属していた事かと思います。。。

とは言え、当時はそんな自分に不自由は感じていなかったと思いますし、そもそも気付いてもいなかったです。。。

それが20歳でオーストラリアへ留学してからです。


今思えば大きな転機、人生の分岐点でした。

留学後英語もほとんどしゃべれずの私は、言語の壁にぶつかり、表現できない事への障壁を痛いくらいに思い知らせられました・・・。

幸いな事にとても優しいホストファミリーにお世話になりましたので、つんけんどんされる事もなく、優しく一生懸命私の話に耳を傾けてくれて、こちらが謙遜しちゃう程、伝えられないはがゆさと申し訳なさを今でも覚えています。

オーストラリアでのホストファミリーとの生活も3ヶ月が過ぎ、ほんの少しは意思疎通が取れる様になってきた頃、更なるチャレンジングな出来事が「ちゃんと伝える」事でした!

「ちゃんと伝える」とは?→あなたは何をしたくて、どう思っているかを相手に伝える事

そう解釈していますが。

日本人の特徴の1つに優柔不断があると思います。

これもYes・Noをはっきり答える欧米文化とは違い、はっきりしない、させない文化が日本文化だったりしますね。

その名残とも言えるかもしれませんが、私の口癖の1つ「どっちでもいいです・・・。」

この言葉あなたもよく使いませんか??

日本人はよく使いますね。

「フツー。」

これもよく耳にします。

何か食事中に大きなお肉やごはんの量を聞かれて

どの位の量がいい?と聞かれても、「フツーでいいです」とよく言います。

「フツー」文化ですね・・・。

人並で、一律、外れたりするのは良くないと言われた時代背景もあり、「フツー」「一般」「平均」という規律を重んじた表現が残されているのも日本独特な文化の1つですね。

時代は2024年。

新時代です☆

良いところは残し、不要な所はさっさと棄てていきたいものです。


「ちゃんと伝える」に話は戻りますが・・・。

どっちが食べたくて、どんだけ欲しくて、どう思っているのか?を相手は知りたい訳なんです。

ホストマザーはそんな事を私に丁寧に優しく教えてくれました。

それと同時に私自身はホストファミリーのコミュニケーションを見様見まねで身に付けていったと思います。

そのせいもあり、、、

「ちゃんと伝える」がしかと身に付き、語学学校でも、職場でも自分の思いは「ちゃんと伝える」事をする様になりました。

正確には自然と鍛われたのかもしれませんね。


日本に帰国してからはツアーコンダクターをしていましたので、自分一人で旅程を管理するのがお仕事なので、お客様とのやり取りは勿論ですが、バス乗務員、旅客機乗務員、ホテルスタッフ、観光地の人等々、しっかりと意見交換をするシーンばかりですので、とても刺激もあり、学びも多く、私を成長させてくれた職業であったなと思っています。

そんな私もいい年になり、結婚を機に、旅行業は退職、自宅でこども英会話教室を開校する事となり、楽しく子供に英語を教えていました。

その時もずっと伝えていた事は「自分の思いをちゃんと伝えれる人になろう!」です。

私が開校した当時はそんなに多くこども英会話教室はなかったですが、その頃から凄い勢いで英会話フランチャイズスクールが増大した時期でもありました。

日本の教育、子供の教育が欧米化、英語必須と移り変わっていく時代でありました。

今でこそ英会話を習う子供は、割と当たり前になり多くなりましたが、当時はそこまでなく、子供を習わせている親御さんは一歩先を見据えている方が多かった様に感じます。

実際に子供達を見ながら、自分自身も海外渡航で体感し、現在も伝えるべく事としてあるのが

「ちゃんと伝える」事です。

現在2024年においても、まだまだ私の周りでも「ちゃんと伝える」事は必要に感じています。

ここ数年前のコロナという世界的なパンデミック以来、オンライン化が色々な場所で進み、仕事の形、働き方自体も変わってきました。

その中で、私の周りでは起業家と呼ばれる人たちを中心に自己表現が盛んになり、そこで共感が生まれ、そこに集う人達でビジネスがどんどん成長し、大きくなっていきました。

そんな「自己表現する時代」でもありますね。

私はこう思うよ

あなたはどう?

それもいいよね。

色々な考えがあっていい、違っていい、互いに認め合う多様性の時代に今はなってきています。

だからこそ「ちゃんと伝える」事は大切です。

伝えないと、存在しないも同じこと、と言っても過言でないくらいに、この自己表現の波はこれからも続く事かと思います。

伝えた上で、互いに意見交換をすればいいだけ。

だから、伝える事を恐れる必要なんて1つもない訳なんです。

自分は自分ですから、かけがえはなくて・・・

自分らしくふるまえば良いだけです。

とは言え、それが簡単でない方が多くいっらしゃるのも現実です。。。

私達は、古いものを気付かずそのまま伝承され、変わっていいのに変われない何かに引っ張られ続けています。

「変わる」事を恐れないでほしい!!

「人はいつでも変わりたいと思ったその瞬間から変われるもの」だから!

「自己表現」を多いにし、意見交換する。

そんな互いに認め合い、意見交換出来る社会、日本になってほしい!

そう強く思う今日この頃です。

伝えるのは苦手・・・。

そんなあなたへ優しく寄り添います♡

ここまで読んで下さったあなたへ贈り物です。

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この記事を書いた人

初めまして。kahana.me(カハナミー)ブログ運営者のMadokaです。このブログでは、私自身悩み事が多く、中々自分らしい人生の舵取りが出来なかった経験より、出逢えた数々の「ターニングポイント=カハナ」を紹介しています。対人関係の悩みを解決する「アドラー心理学」、心の拠り所の「手帖」、人生の分岐点で必要不可欠なパートナー「ノート」を使う事で変われる、あなた自身の人生のtip(ヒント、アドバイス)になれば幸いです。

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